昭和生まれオタクの生活

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【遊戯王ZEXAL】まさかの二夜連続放送!逆襲のシャーク!

1月ももう末ですが、あけましておめでとうございます。
今年もゆるゆるペースで更新していけたらいいなと思います。

 

さて早速ですが皆さん昨日のBSテレ東での遊戯王ZEXALはご覧頂けたでしょうか??
遊戯王ZEXALのメインキャラクターの一人である神代凌牙(通称シャーク)のキャラクターを一気に確立させた神回「逆襲のシャーク!」です。

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1話2話で登場したシャークの掘り下げ、とくにデュエルではテクニカルな戦術でナンバーズを使わずにナンバーズを撃破し、てそのまま主人公である遊馬に勝利するという流れで放送当時相当盛り上がったのを記憶しています。この話を含めた10話~12話でシャークの人気が鰻登りになりましたね。

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デュエル面ではシャークの《ブラック・レイ・ランサー》の効果無効による「ナンバーズはナンバーズでしか破壊できない」という耐性の突破が目立ちますが、遊馬の《死者蘇生》の使い方とその失敗は、続く12話での遊馬の成長と、シャークのデュエルタクティクスが優れていることを示すキーカードになります。

遊馬VSシャークのデュエルオペラでも《死者蘇生》がピックアップされていたところからもこの2人の関係にとって10話~12話での《死者蘇生》が象徴的になっていることが分かりますね。(シャークさんの設定を考えると《死者蘇生》はたいへん皮肉というかなんというかなんですが…)

ちなみにシャークが《サイクロン》を使ったのも当時ものすごく盛り上がりました。OCGでは当時《サイクロン》は制限がかかるほど強力なカードとして扱われていたのですが、アニメでは「《サイクロン》で良くね?」と言われるような謎の下位互換カードばかりが連発されていたので《サイクロン》本体を使ってきたシャークはかなりのガチ扱いされていました。

 

一方で10話~12話では遊馬と鉄男の友情も掘り下げられています。
遊馬はこの10話で「ナンバーズを使わないで勝つ」と宣言しておきながら、「シャークを救うため」という上っ面の言い訳をしながら、負けることを恐れてナンバーズを使ってしまったうえ敗北します。

この遊馬の嘘に、幼馴染の鉄男は失望させられてしまうし、遊馬は10話の時点でシャークを救うこともできません。

鉄男からの信頼を10話で裏切ってしまった遊馬が、11話12話で本音を曝け出したデュエルをします。その「遊馬の、誰のためでもない、自分のためのデュエル」が真にシャークを救い、デュエルを見ていた鉄男からの信頼を取り戻す、という流れになっています。

 

基本的に遊戯王ZEXALのストーリーでは「自分のために」行動することが良しとされます。

上っ面の「○○のため」という理由では事態は改善されません。遊馬が「自分のため」に行動すれば、それを通して周りの人が自然と変わっていく、というストーリーになっています。

そういう意味でも遊戯王ZEXALの1クール目の〆に相応しい、3話連続のストーリーの1話目として「逆襲のシャーク!」はたいへん気合が入ったつくりになっていると思います。

 

デュエルリンクスでもシャークさんのスキルに実装されていますしね!

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全然アニメの「逆襲のシャーク!」とは関係のない効果である。

(どう見てもシャークドレイクに使う用の効果だろこれ)

 

そして今夜!月イチZEXALとかいう「一ヶ月に一回、12話までを深夜に再放送する」(ただし地上波で見れる!)とかいう謎の枠でも「逆襲のシャーク!」が再放送されます!!

 

まさかの2日連続「逆襲のシャーク!」放送!
まるで意味がわからんぞ!!
皆も27:15に起きてテレ東を見よう!!