実質今の環境がマスターデュエルのオルフェゴール全盛期のはず…!!ということで今月は月初(6日)に登り切りました。今回はプラチナ5~ダイヤ1昇格までをすべて記録し、対戦相手のデッキ・先攻後攻・勝敗を記録したので勝率等を分析していこうと思います。
使用デッキ
今月の【オルフェゴール】です。5月のものとほぼ変わらず、プラチナ2あたりでついに《死者蘇生》を抜いて《禁じられた一滴》を1枚増やしました。感想としては《抹殺の指名者》を《抹殺の指名者》したかったシーンがあったので、入れるなら2枚なんだろうな…と感じました。紙だと制限なんですけどね。
あと《オルフェゴール・ロンギルス》を2枚に戻しました。やっぱり2枚いたほうが長期戦にも強いですね。私は手札0枚でターンエンドしがちなので《トロイメア・ユニコーン》よりも使うので…(わからん殺し)。
全体データ
ダイヤモンドTier1到達まで92戦62勝30敗(全体勝率67%)。
うち先攻59戦46勝13敗(先攻勝率78%)、後攻33戦16勝17敗(後攻勝率48%)。
プラチナ5~1は58戦34勝24敗(勝率59%)で、先攻勝率が71%、後攻勝率が42%。
ダイヤモンド5~2は34戦27勝7敗(勝率79%)で先攻勝率が88%、後攻勝率が56%でした。
プラチナは5~3がストレート昇格だったのですが3から4にストレート降格し、そこからダイヤに上がるまで結構足踏みしてしまいました。上記の通り後攻の勝率が5割を切っていることを見て墓地にモンスターがいないと使えない《死者蘇生》を抜いて《禁じられた一滴》を増量。
おかげかダイヤ帯は多少後攻勝率が改善し、4、2がストレート昇格になりました。現在の【オルフェゴール】そんなに後攻が弱いデッキではないはずなので、《禁じられた一滴》をうまく使えるというメリットを活かすため枚数を増やすのが有効だと感じました。
対戦相手のデッキ毎の感想
ダイヤ1昇格までに3戦以上したデッキタイプについてそれぞれ勝率と感想です。
対【相剣】 勝率58%
先攻14戦:後攻5戦
天威相剣が最も多く、純相剣、天威相剣ローズ、天威相剣竜星ローズも。
体感もっと勝ててると思ったんですが意外とそんなことはなかった…。とはいえ勝ち越せているし後攻でも2勝3敗なので、それほど不利というわけでもないと思います。一滴が先攻でも後攻でも強く使える相手。
オルフェゴール理解度が高い相手はヴィシュダで戻してくるのがバベルなのでえらいなと思いました。まあ妨害数自体はそれほど変わらんのですが…。
相剣は相手のメタスペースが広く事故率が低いので、こちらも事故らないことが前提になるのだと思いました。抹殺を複数積みたくなったのも相剣相手がほとんど。
ダイヤ1昇格戦ではそれまで一度も出されなかった《相剣大公-承影》を出されて「ラスボス戦か?!」と思いましたが、デスフェニを囮に勝つことができました。
対【鉄獣戦線】 勝率70%
先攻5戦:後攻5戦
十二鉄獣>>純鉄獣>LL鉄獣という分布に加えてハーピィ鉄獣に1回当たりました。
こちら側の鉄獣理解度も上がっている+対相剣メタは鉄獣にも刺さるので、勝率はかなり高かったです。何故か相手は絶対に抗戦を引いているので、やはりライスト・羽箒で抗戦のタイミングをコントロールできるのが非常に強く感じました。負けは全部後攻。
対【幻影騎士団】 勝率50%
先攻4戦:後攻4戦
前期までに比べてロンゴミ採用型は減ったような気がしますが、相手にターンを返すとふつうにアークリベリオンワンキルされるので対処が難しすぎる。芝刈りにうららしたのに普通に展開されてラスティバルディッシュ止められないとか意味不明すぎて泣きました。霧剣に対して一滴が強いので一滴はやっぱ3積みしたほうがいいと思いますね…。
対【電脳堺】 勝率100%
先攻4戦:後攻0戦
今回は全部先攻がとれたので運が良かったです(断言)。
ようやくこちらの理解度も上がってきたので、とにかく「最初の1枚めの電脳堺カードをフィールドから剥がす」ことを意識して動きました。こうなるとデスフェニが非常に頼もしい。
ダイヤ帯で1戦1時間弱の熱戦を繰り広げた試合があったので、継戦能力が高すぎる…と思いました。
対【召喚ドラグマ】 勝率33%
先攻1戦:後攻2戦
エクストラメタテーマだしね…と思ったけど単純に後攻は負けてるだけだった。いやでもふつうにエクストラメタ本当にキツイです。
対【デスピア】 勝率100%
先攻3戦:後攻0戦
こちらも【電脳堺】と同じく全部先攻だったので運が良かったですね。オルフェゴールは盤面に残るのが全て闇属性なので《超融合》のエサすぎるんですが、中でも1ターンに2回超融合された試合は気が狂いそうになりました。
対【オルフェゴール】 勝率67%
先攻2戦:後攻1戦
こんなに【オルフェゴール】ミラーになったの初めて!!
私は純オルフェゴールですが、3戦全部違うタイプのデッキ(PUNK・芝刈り・スクラップ)で面白かったです。対スクラップオルフェでは後攻ながら相手の誘いに一切乗らず完璧な対応ができたと思います。
対【蟲惑魔】 勝率100%
先攻1戦:後攻2戦
羽箒とライストで解決してしまいがちでした。こういうのがあるので羽箒とライストを採用していますが、先攻ではやっぱりバベルのせいで腐りがちになるんですよね…。
また友人が蟲惑魔を使っているので理解度がそこそこあるのも勝因でしょう。
対【メタビート】 勝率33%
先攻1戦:後攻2戦
いろいろなメタビ。スキドレやマクロコスモスを貼られて死にます。向こうは多分後攻の勝率を捨ててると思うので、コイントス運が悪かった…で片付けて良いかなと思います(ええ…) いやマクロコスモスにうっかりうららして負けた試合あったわ…(戒め)。
対【サンダー・ドラゴン】 勝率100%
先攻1戦:後攻2戦
オルフェゴール的には元々ボーナスステージ(手札サーチしない、除去が基本的に「破壊しない墓地送り」)の上、融合フェスの際に自分で組んだので相手のやりたいことがわかったり、マスターデュエル特有の優先権の光り具合での手札予測ができて非常に相手しやすく勝率の高さも運だけではないと思っています。
対鉄獣、対オルフェゴール、対蟲惑魔のときも書きましたが、それぞれのデッキに対する理解度が勝敗を大きく左右するということが実感できました。環境デッキは自分で使ってみるべき、という理論も体感すると納得しかしませんね…。
対【ヌメロン】 勝利67%
先攻3戦:後攻0戦
《リミッター解除》さえ握られていなければこっちが事故ってない限りどうにでもなるんですけどね…。
対【エルドリッチ】 勝率33%
先攻2戦:後攻1戦
戦えない相手ではないと思っているのですが、今回は手札事故率が高く相手の罠の質は良かった。メタビもなんですが、強い永続罠がつらすぎる。
勝った試合は後攻だったので、メタビ・蟲惑魔とあわせて羽箒・ライストを採用する価値は非常にあると思います。
番外:芝刈り
めちゃくちゃ芝刈りされて死ぬかと思いました。芝刈りデッキには全体で10回遭遇。先月までは芝刈り採用の【幻影騎士団】とか【サンダー・ドラゴン】とか全然見なかったのに複数当たるとか月初は多いんですかね??
番外:bot
話題の放置bot5戦、お前まだいたんかなイグナイトbotは1戦当たりました。なので全体勝率を対人だけで考えるとちょっと落ちると思います。ていうかダイヤ帯でしかあたらなかったしなんならダイヤ1にも放置botいるんだけどどういうことなの…。
プレイングについて
《D-HERO デストロイフェニックスガイ》《D-HERO ディナイアルガイ》《D-HERO ディアボリックガイ》は本当に「本命を通すための囮」として使うのが強いです。デスフェニはもちろん、ディアボディナイアルで展開してこっちが《双穹の騎士アストラム》まで出すと、相手は必死に除去を使いだします。その後オルフェゴール展開を始める…というのが一番気持ちのいい勝ち筋でした。
マスカレ&アナコンダが立ってるときに相手(鉄獣)がメインフェイズ終了宣言をしてきたのでアストラムを出す→鉄獣はアストラムに強いので展開を再開しはじめる、みたいなシーンがあったのですが、こっちから見ると「アストラムを出したということは本命のオルフェゴールがまだ全部残っている」ということなんですよね。
ディアボディナイアルのおかげで圧倒的に出しやすくなったため、今月はアストラムを「お守り」ではなく「有用な囮役」として扱うことができました。とはいえ出した試合で1回負けてしまったので不敗神話は崩れましたが、これからもアストラムを入れていこうと思います。