昭和生まれオタクの生活

昭和生まれのオタクが日々の暮らしについて書いていくブログです。

【遊戯王マスターデュエル】今までのイベントを振り返らなくても大勝利だった話

先日リリース1周年を迎えたマスターデュエルで本日まで開催されていたイベント「テーマクロニクル」、皆さん楽しまれましたか??

私は以前から組んでいたファンデッキ仕様オルフェゴールで楽しくデュエルできました。対機界騎士や対パラディオンがめちゃくちゃアツい!!

マスターデュエルでは今までも月イチペースでイベントが開催されてきましたが、私はなぜかめちゃくちゃ運がいいのか組んでいるデッキが偏っているのか、イベントで使うデッキに苦労したことがなく勝率も高いのでイベントをかなり楽しめている自信があります。

今回は今まで開催されたイベントで使用したデッキを紹介していきたいと思います。

2022年2月 エクシーズフェスティバル

エクシーズフェス使用:シャークデッキ

記念すべき初イベントはEXエクシーズ縛り。もちろんEXが真っ黒なことが美しい【シャーク】で参加しました。紙でもデッキを組んでいる、マスターデュエルで真っ先に組んだデッキがそのまま使えました。

当時の思い出というととにかくヌメロンと自爆デッキが多かったですね…。基本的にフェスは回数こなせる速くて安いデッキが流行る印象です。

2022年3月 NRフェスティバル

NRフェス使用①:NRシャーク

NRフェス使用②:NRオルフェゴール

デッキに入れられるカードのレアリティが制限されるフェスで、【NRシャーク】と【NR星遺物オルフェゴール】の2種類を用意しました。

【NRシャーク】はメインの展開はほぼ変わらずで最終出力が下がる、といった感じで、【NR星遺物オルフェゴール】はランク戦で使っている【オルフェゴール】には入らない《オルフェゴール・オーケストリオン》をひたすら出すデッキです。

NRフェスのレギュレーションでは強力なリンク3、4が軒並み使えない状態で、テーマ内リンク4が出せるオルフェゴールはかなり有利なポジションだったのではないでしょうか。

このフェスはなんか無限軌道とかメガリスがめちゃくちゃ多かった印象ですね…。

2022年4月 シンクロフェスティバル

シンクロフェス使用:ジャックデッキ

EX縛り第二弾はシンクロ。このブログをご覧の方は私がゼアルのシャークさんが好きだということをご存知でしょうが、5D'sではジャックが好きで、ジャックデッキももちろんシャークデッキの次くらいには組みました。

というわけで【レッド・デーモン】を使いました。とりあえずスカノヴァを立てる!!
遊星デッキである【ジャンクドッペル】が多かったのもあり、アニメファンなので楽しくデュエルでき…いやサレンダー祭りすぎでしたね!!!シンクロは先攻でソリティアして制圧するデッキが多すぎる…。

2022年5月 フュージョンフェスティバル

フュージョンフェス使用:サンドラ

フュージョンフェスを見越して事前にランク戦で当たって興味のあった【サンダー・ドラゴン】を組んでいたので何の問題もなかったぜ!!

この時点での環境では【サンダー・ドラゴン】は強力で比較的安く組めたので楽しくデュエルできました。18連勝した。実際に自分で使ったことでランク戦で相手にしたときもどこをどう止めたらいいのかが分かるようになりました。いやオルフェゴールはもとからサンドラにはめちゃくちゃ強いんですが…。

あと通常召喚をほぼしないデッキだったので、通常召喚回数ミッションをこなすのが一番大変でした(笑)。

環境的にはデスピアが多かったです。まだ烙印劇場とかで融合していた頃…。

2022年6月 リミットワンフェスティバル

リミットワンフェス使用:ジャックナイツスクラップオルフェゴール

別名ハイランダーフェスはもちろん通常レギュレーションでも常時リミットワンをやっている【オルフェゴール】です。当時はまだディヴェルもガラテアも制限だったから…。

スクラップと機界騎士を混ぜたのですが、全てが回ったときが宇宙で楽しかったです。深層紺碧が強い…ギルスをサーチできて強い…。

環境は思ったよりもバラけてましたが十二獣からアーゼウスで解決するみたいなデッキが多かった気がしますね。

2022年7月 エクストラゼロフェスティバル

【ふわんだりぃず】が実装されたら組むと決めていたので組んで突撃しました。壺のコストがないだけでどう考えても強いのでサレンダー祭りになっていて、ツイッターには「つまらん」という感想が残されていました(…)。

(デッキ画像が残っていなかった&どうせふわんだりぃずなので割愛)

2022年9月 シンクロエクシーズフェスティバル

既出のシャークデッキとジャックデッキの2つを使ってミッションをこなしていきました。シンクロエクシーズフェスはあったのに融合リンクフェスはないのはなぜなのか。

環境的には【相剣】と【ヌメロン】といった感じでした。相剣はデッキパワーが高いし持ってる人が多い、ヌメロンは相変わらずのスピードで人気、といった感じでしょう。

2022年10月 リンクReg.

リンクReg.使用:マリンセス

実は【マリンセス】をすでに組んでいた&10月に実装されたセレクションパック「コズミックオーシャン」をシャークデッキ強化目的で引きまくっていたので【マリンセス】でダイヤまでは行きました。

【オルフェゴール】はリンクデッキと見せかけて実質エクシーズデッキなので(ええ…?)このレギュレーションだと実力を発揮できないのがちょっと悲しかったですね…。せっかくストーリー上での敵対勢力である【パラディオン】が安い&速い&簡単で流行っていたのに…。(のちにテーマクロニクルでパラディオンがまた流行るので戦えましたが)

2022年11月 アンチスペルフェスティバル

アンチスペルフェス使用①:シャークデッキ

アンチスペルフェス使用②:ガエルバジェ

アンチスペルフェスティバル用に【バジェエルド】【ガエルバジェ】を作ったんですが、結局一番使ったのは【魔法抜きシャーク】でした…。

詳しくはこちらの記事に書きましたが、魔法なしでも十分快適に戦えて、やっぱ使い慣れた好きなデッキは最高だなと思いました。

hitotonoya.hatenablog.com

【ガエルバジェ】は普段バハシャ餅している餅がガエルという実家だと本当にめちゃくちゃ強いということがわかって良かったです。実家の餅…強すぎる…。【シャーク】対【ガエルバジェ】で実家の餅を倒したときには達成感がありました(笑)。

餅…今までありがとう…(来月からマスターデュエルでも禁止)

対戦していて【相剣シャーク】とかいうデッキに結構あたってびっくりしたり。調べたらシンクロエクシーズフェスのときから存在するデッキらしく、自分が使ってるデッキなのに知らないデッキタイプもあるんだなと勉強になりました…。いや《天威龍-シュターナ》で繋がるのはわかるんですが!!

2023年1月 テーマクロニクル

そして今回使ったのはもちろんブログでも紹介した【星遺物オルフェゴール】の2023年最新版。(ガラテアが2枚になりました)

テーマクロニクル使用:2023年最新版星遺物オルフェゴール

hitotonoya.hatenablog.com
破壊ミッションが本当に進まなくて、最終的にトポロジックボマーをミッション消化用に入れましたが、基本的に星遺物ストーリー関連カードを出していくデッキです。

展開途中に星杖2枚目とか星盾とか星槍とか星鎧という異常なカードを見せつけていくので相手が意外と最後までつきあってくれて良かったです。

【機界騎士】や【パラディオン】との対決は盛り上がりました。相手のギルスの星遺物トークンを置く位置で【機界騎士】か【オルフェゴール】か判別できたりしたのも面白かったです。

 

今後も既存のデッキで遊べるフェスが来るといいな~!!その前にソロモードの星遺物ストーリーを完結させてくれ…!!

超執刀カドゥケウスの思い出

RTA in Japan Winter 2022にて、Wiiで発売されたドラマティック手術アクション「カドゥケウス NEW BLOOD」が採用され、本番で見事世界記録に迫るクリアタイムが出ました! 皆さんご覧になられたでしょうか?

rtain.jp

まだ見てない方はアーカイブがありますので、是非見ていただきたいです。走者の方の素晴らしいプレイ、実際の医療従事者の方による素晴らしい解説があわさって本当に面白いです。

www.twitch.tv

youtu.be

 

さて、私はこのカドゥケウスシリーズに非常に思い入れがあります。

ニンテンドーDSのハードを購入した際に、同時に購入したのがシリーズ第一作目である「超執刀カドゥケウス」でした。

 

 

当時「逆転裁判4」のためにニンテンドーDSを事前に購入することにしたものの、同時購入するゲームを決めていなかった私。そこで向かったのは某大型掲示板の「DSのソフトのオススメを決めるスレ」(うろ覚えの極み)でした。

そこで圧倒的評価を得ていたのがこの「超執刀カドゥケウス。当時非常にユニーク且つ斬新で、それゆえに扱いの難しかったDS特有の「タッチパネル」「タッチペン」「2画面」というプラットフォーム。それを当時最も活かしているのが「超執刀カドゥケウス」である、という評価でした。

私もDSの「タッチパネル」「タッチペン」「2画面」という点にゲーム機としての魅力をそれほど感じていなかったのですが「どうせならしっかりシステムに活かされているゲームがやりたい」と考え購入。しっかりプレイしてのめり込み、ストーリークリアまではこぎつけました。

二刀流で。

超執刀カドゥケウス」は圧倒的評価を得ていたものの、圧倒的難易度を誇り、数々のプレイヤーに絶望と腱鞘炎を味わわせていたゲームだったのです。そんな中でプレイヤー間で少しでもクリアが簡単になるように編み出されたのが「二刀流」。DSは本来利き手でタッチペンを持ってプレイすることが想定されていますが、「超執刀カドゥケウス」では片手で処置していては間に合わないシーンがたくさんあります。そこでもう一本タッチペンを用意し、片手で術具選択、片手で処置を行うというふうに同時作業を行い、処理を効率化させるのです。

超執刀カドゥケウス」は一作目から架空のトンデモ病原体が登場します。一作目では「ギルス」といい、全部で七種類。臓器に裂傷をリアルタイムで作りまくり、体中を動き回り増殖し、体内で弾幕シューティングゲームが繰り広げられる。パズルや爆弾解体までも乗り越え最終的には「病原体がこちらのメスを溶かしてくる」始末

対抗する医者側の武器は、★を描いて時間の流れを遅くしたりバイタルを回復したりバイタルの減少を停止させたりする超能力「超執刀」!

…もありますが、何より頼もしいのは、小さな裂傷は一瞬で塞ぎ、止血、折れた骨の固定、壊死した皮膚や腫瘍の軟化、動き回る病原体の進路の阻害、爆弾の冷却まで何でもこなす便利すぎる謎のゲル状物体「ヒールゼリー」!

これは上記「NEW BLOOD」でも、現時点での最新作「HOSPITAL. 6人の医師」までも変わらない、カドゥケウスシリーズ特有の魅力だと思います。

ヒールゼリーについて語ると長くなるんですが本当に便利すぎるんですよ…。

トンデモ展開を連発する超高難度の手術パート以外も、ストーリーでは毎作魅力的なキャラクターがアツいドラマを繰り広げてくれます。

私のお気に入りは「超執刀カドゥケウス」に登場する病理研究室長「新垣修也」。数ステージのみ限定で彼が助手に入ってくれるのですが、声がめちゃくちゃ格好いいし、それまで結構罵倒気味のセリフを吐いてきてくるのですが、手術成功すると「やるじゃないか」と言ってくれるんですよね。最高です。

DS版での声は当時の開発ディレクターである新納一哉さんが努めています。あの「Fate/EXTRA」や「世界樹の迷宮」「ドラゴンクエストビルダーズ」で有名な新納一哉です。

私は新納一哉に萌えていた…???????(事実…)

その後Wiiに移植されたり(カドゥケウスZ)、海外で人気だったので海外向けに続編が出たり(NEW BLOOD)、ついにDSで続編が出たり(カドゥケウス2)、難易度が緩和され外科以外の医療も追加された別タイトル作品(HOSPITAL.)が出たりしましたが、WiiとDSのみでその後は続編が制作されていません。

3DSでも遊びたかったし、今でもSwitchでできるんじゃないかな~と思っているので、頼むアトラス…作ってくれ…続編を…!!!

【遊戯王マスターデュエル】アンチスペルフェスでシャークデッキを見直す

マスターデュエルで今絶賛開催中のアンチスペル(魔法禁止)フェス、皆さん何のデッキで楽しんでますか??

私もせっかくなので罠デッキを組んでみようと【バジェエルド】【ガエルバジェ】を組んだのですが何故か結局「魔法なしシャークデッキ」で戦ってます。

魔法なしシャークデッキ

シャークデッキは展開やサーチを魔法に依存しないのでイケるかなと思って組んでみたのですが全然戦えてます、というか勝率すごくいいです。(プラチナ帯ですが)

普段魔法を入れている枠に別のカードを入れてみて、改めて現在のシャークデッキ(マスターデュエル環境)を見直すことができたので、思ったことを書いていこうと思います。

 

魔法がない環境でシャークデッキを使うメリット

《墓穴の指名者》がない

《餅カエル》と《No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》に《墓穴の指名者》を撃たれない、というのがものすごく強いです。ほぼ通ります。

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ご存知の通りシャークデッキは先攻でこの2体のうちのいずれか、あるいは両方を立てて先攻制圧するデッキなので、効果が無効にされないというのは非常に大きいです。一滴もないですしね。

最初に餅を出せるときは餅を出してからステルスクラーゲンを出すようにして、ステルスクラーゲンのエクシーズ素材に餅を入れるようにすると、餅の墓地効果が何度も使えてめちゃくちゃリソースが潤沢になります。

モンスター効果で展開する

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モンスター効果でサーチ・展開するデッキなので罠デッキに対してスピードで勝てます。後攻になっても展開手段や除去が魔法に一切頼らない上に豊富なので手数で乗り越えられたりします。

罠でサーチできる

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《氷結界》は水属性専用汎用サーチカードで、通常レギュレーションでは《おろかな副葬》を経由して即時サーチしますが、今回のレギュレーションでも遅くはなりますがサーチが可能です。《氷結界》からサーチするのが特殊召喚時にデッキのほぼ全ての魚に触れる《アビス・シャーク》、相手の制圧モンスターを除去する《海亀壊獣ガメシエル》なので、シーンにあった札を呼び込めます。

罠でランクアップできる

魔法禁止のため基本的にRUMが封印されている環境ですが、シャークデッキの場合《エクシーズ・リバイブ・スプラッシュ》の墓地効果でランクアップが狙えます。

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こちらも魔法が使えれば《おろかな副葬》で直接墓地に送ったりしますが、普通に場での蘇生効果のほうも強いので(特にステルスクラーゲンと相性がいい)、RUMを使用するテーマの動きをこの環境でできるのは面白いと思います。

入れてみたカード

《マーメイド・シャーク》

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ゼアルアニメ放送当時に出たカードでありながら、《アビス・シャーク》の登場で令和になって一枚初動になったカードです。レベル1で召喚時にしかサーチ効果が発動しないため、普段のデッキでは採用していませんでしたが今回余った枠に入れてみました。

《鰤っ子姫》と異なる点は「うららを撃たれても場に残る」というところ。シャークデッキは場に水属性モンスターが存在することで特殊召喚が可能になるモンスターがデッキの半分くらいを占めるので、場に残るという点で《鰤っ子姫》に対して圧倒的な優位性を持っています。

更に後述する《アビス・オーパー》の登場でレベル1の低ステータスモンスターが棒立ちになるというデメリットも打ち消すことができるようになりました。

今回のフェスで強さを実感したので、普段の構築に入れる選択肢になりました。

《アビス・オーパー》

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紙環境では今年の9月に来日したばかりの待望の魚族リンクモンスター。マスターデュエルではかなり早めの実装になりましたね。

マーメイドシャークでアビスシャークをサーチ→アビスSSカッターサーチ→アビスオーパーLS→LS時効果でカッターSS、と繋げることで、デッドリーフ初動ではできないバハシャ餅を《マーメイド・シャーク》1枚から立てることができます

②の効果ではシャークデッキでは難しい相手の魔法罠に触ることもできるし、最終盤面に魚が実は残りづらいシャークデッキで《フィッシャーチャージ》のリリースにもなるのでめちゃくちゃ有能です。

デッキ改善案

抜いたほうがいいかもなカード

《エクシーズ・リモーラ》は上ブレ札であり、墓地に★4魚が2体いないことも多いので抜いて《マーメイド・シャーク》を増やしたり《鰤っ子姫》を入れて初動を更に安定させたほうがいいかもしれません。

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《フィッシャーチャージ》もバック破壊が可能+ドロソになるという点で入れましたが、発動機会が少ないので別の汎用罠等にしたほうがいいかもですね。

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《ナンバーズ・プロテクト》VS《不朽の七皇》

最初は《不朽の七皇》を入れていたのですが、途中から《ナンバーズ・プロテクト》に変えました。

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「《不朽の七皇》が発動できる=《ナンバーズ・プロテクト》が発動できる」ので、モンスター効果だけでなく罠にも対応でき、初手での《No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》で使用できる《ナンバーズ・プロテクト》のほうが今回のレギュレーションでは優位性があると考えました。

そもそも《不朽の七皇》の優位性は「《七皇昇格》でサーチできる」なので、魔法禁止の場合《ナンバーズ・プロテクト》のほうが強いと思います。《不朽の七皇》は蘇生効果や持続性の点では完全に劣っているというわけではないので、自分のプレイングやデッキ構築と相談という感じですかね…。

《不朽の七皇》の発動用に入れている《No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ》も、《ナンバーズ・プロテクト》採用なら抜いていいかもしれません。(こちらは《クリスタル・シャーク》とのコンボがあるので普通に採用圏内だと思いますが…)

他に妨害系罠だと《ギョッ!》とかいう除外海産物の生み出した謎のカードがあります。《鰤っ子姫》や《揺海魚デッドリーフ》との相性がいいので、こちらを採用するのもいいかもしれません。

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【遊戯王ZEXAL】シャークデッキのOCGオリジナル強化について元ネタ解説

マスターデュエルでもついに深淵のデュエリスト編のカードが実装されましたね! 私も実装日に引きまくってシャークデッキを組み直しました。ヘットナイトもカオスナイトも自引きできなかったので生成したけどな!!!(涙)

というわけで今回は、深淵のデュエリスト編のカードを含む「アニメや漫画でシャークさんが使っていないけどコナミが勝手に(?)考えたOCGオリジナル強化枠のカード」について、元ネタや実際使ってみての感想を書いてみます。

《No.71 リバリアン・シャーク》

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アニメ・漫画版のZEXALが終了してから2020年のエターニティ・コードでようやく強化が入るまでに唯一出たシャークさんイメージのOCGオリジナルカード。本当にこれ1枚しかなかったのが酷すぎる。エクストラモンスターゾーン導入によるアオリを露骨に受けた(主にバハシャが)のにリンクの1枚も貰えなかった。

それはそうとして、この《No.71 リバリアン・シャーク》はアニメファン的に非常に良くできているカード。シャークさんが作中で初めて使用したナンバーズである《No.17 リバイス・ドラゴン》が強く意識されています。

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水属性・ドラゴン族の素材2体ランク3エクシーズであり、攻守の数値が逆になっている、冠するNo.の数字も「17」と「71」で逆になっています。

更に「71」は《RUM-七皇の剣》の読み「セブンス・ワン」にも対応しており、よくそのナンバー余ってたな…という気持ちに。

効果も《RUM-七皇の剣》発動のサポートが内包。バハシャ→リバリアン→未来龍皇出しながら流れでデッキトップに七皇の剣を仕込むのはもはや見慣れた光景ですね。

 

《ランタン・シャーク》&《カッター・シャーク》

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VRAINS期にOCGから離れていたので、ジャンフェス現地でデュエルオペラ鑑賞していて「そんなカードあったんだっけ…?」となったカード。まさかの新規生えた。

ランタン召喚→カッター特殊召喚→カッター効果でレベル4を3体並べられる=《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》を出せる! というカードデザインだと思います。まあシャークドレイク出すより4×2を複数出したほうが絶対強いのでシャークドレイク救済になっているかどうかはアレなんですが…。

ランク3・4・5の共存が難しかったシャークデッキの問題をたった2種類で解決した有能下級。

それはそうとして《カッター・シャーク》が1枚で4×2のエクシーズを出せるのが強すぎて、今でもシャークデッキには欠かせない存在となっています。3×3で出しづらかった《トライエッジ・リヴァイア》や《牙鮫帝シャーク・カイゼル》も簡単に出せますね。
それはそれとして《シャーク・フォートレス》と《ブラック・レイ・ランサー》は属性の関係で救われてないんですけどね!

モチーフは実在する鮫の《ランタン・シャーク》がクロハラカラスザメ(ベルベットベリー・ランタンシャーク)、《カッター・シャーク》がダルマザメ(クッキーカッターシャーク)です。どちらも深海に棲む鮫です。

 

《ヴァリアント・シャーク・ランサー》

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デュエルオペラで突然現れた新エースカード。デュエルオペラのシナリオの流れ的にも、カード名の「ヴァリアント」は「バリアン」を意識しているでしょう。CNo.101がパッケージを務めたパック名も「レガシー・オブ・ザ・ヴァリアント」なのでコナミ的には「ヴァリアント=バリアン」です。

カード名・見た目のデザイン・獣戦士族であることから、《ブラック・レイ・ランサー》の進化版をイメージしたカードなのは間違いないですね。

効果は条件付きでフリーチェーンになるモンスター除去と、《No.71 リバリアン・シャーク》に似た《RUM-七皇の剣》を意識したデッキトップ操作効果。デュエルオペラでコントロール奪取されたCNo.101を破壊して自分フィールドに取り戻す流れは非常に熱かったのですが再現性!!ってなるところはあります。シャークデッキはモンスター除去は非常に豊富なので(とくにヘットナイト登場後)、できれば魔法罠にも触れたら良かった…!

 

《エアー・トルピード》

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みんな大好き《潜航母艦エアロ・シャーク》の必殺技カード。エアロシャークの効果名がカード名になっています。

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エアロシャークは1話から登場していますが、効果名の初出は31話だったりします。

効果もアニメのエアロシャークの効果の再現になっていて、OCG効果ではほぼ効果を使わない(…)エアロシャークの素材を活かしてアニメ効果を発動しよう!みたいになっています。どうして除外海産物とかいう謎のテーマにシャークさんのカードを巻き込んだんですか??

トルピード=魚雷なので、4本セット(400ダメージ)の魚雷を手札の数ぶん飛ばすというアニメの演出に忠実なイラストです。墓地除外でのドロー効果も優秀ですね。

 

《エクシーズ・リバイブ・スプラッシュ》

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墓地からランクアップできる罠カード。

イラスト面には全く反映されていませんが、効果面では《ブラック・レイ・ランサー》救済(?)を意図したデザインになっていて、「《ブラック・レイ・ランサー》に《FA-ブラック・レイ・ランサー》重ねられないじゃねえか!」問題を解決してくれます

更には同じパック収録の《ヴァリアント・シャーク・ランサー》にランクアップできるので、《ブラック・レイ・ランサー》の流れるような進化が堪能できます。

カードイラストが、「アニメではシャークさんのエース扱いされてるけど現実のシャークデッキにおける不遇ナンバーズ」2体なのがじわりますねっていうかエターニティ・コードのシャーク新規って軒並み「アニメではめちゃくちゃ出番があって印象的な活躍をしたけどOCGではな不遇カード」がピックアップされてるんですね…。シャークデッキ内の不遇カードがしっかり把握されている…。

シャークデッキでは「エクシーズ」カードの複数採用が検討できるため、《ジェネレーション・フォース》を採用する場合があるので、このカードが「エクシーズ」名称を持っているのは理解度が高いです。

また上記の《エアー・トルピード》と共に、魔法罠を墓地に落とす戦術がとれるようになったのでシャークデッキでの《おろかな副葬》の採用が検討できるようになりました。

 

《アビス・シャーク》

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イラスト、カードデザインともに《No.73 激瀧神アビス・スプラッシュ》を強く意識したカード。攻守の値もアビス・スプラッシュの半分になっています。

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上記のカッター&ランタンコンビは基本がレベル4ですが、「深淵のデュエリスト編」で登場したアビス&クリスタルはレベル5が基本になっています。

これはアニメZEXAL終盤のナッシュのデッキが基本的に《No.73 激瀧神アビス・スプラッシュ》を出すことを目指すもので、レベル5モンスターが多めだったことを意識しているのでしょう。

①の後半の効果も《No.73 激瀧神アビス・スプラッシュ》の攻撃力倍化効果を意識していて、OCG化の際に謎の弱体化をされたアビス・スプラッシュの与ダメを元に戻すことができます。この与ダメ倍化効果、紙でやってると必ず忘れるしマスターデュエルでやってても右上にアビスシャークが主張してきてようやく思い出すくらい忘れます。ちゃんと利用できれば強い気がするので忘れないようにしましょう!(自戒)

 

《クリスタル・シャーク》

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イラスト、カードデザインともに《No.94 極氷姫クリスタル・ゼロ》を強く意識したカード。攻守の値もクリスタル・ゼロの半分になっていて、効果のほうも「攻撃力を半減する」という点が共通しています。

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《No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》がすでに場にいると相手モンスターの攻撃力を半減させながら出てくるので《No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ》の効果の発動条件を満たす…みたいなコンボも可能で、アニメでのキャラクター関係を考えるとなかなかおもしろいです。

《No.73 激瀧神アビス・スプラッシュ》《No.94 極氷姫クリスタル・ゼロ》はアニメ的にはナッシュとメラグの記憶が封印されたカードであり、この2体が意識されたアビス&クリスタルを重ねて「NAsH」である《N・As・H Knight》をエクシーズ召喚するというデザインはアニメの展開を想起させて良いですね。

ところで《No.94 極氷姫クリスタル・ゼロ》は璃緒(メラグ)モチーフのカードであることがアニメ本編でもほのめかされてますが、アニメでは璃緒が使ったことは一度もなかったりします。

 

《N・As・H Knight》

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ランク5版《No.101 S・H・Ark Knight》で、イラストや名前についてはこちらの記事でたくさん書いているので御覧ください。

hitotonoya.hatenablog.com

効果はほぼフリーチェーンの対象を取らないエクシーズ素材化という質の高さは最上級のもの。《No.101 S・H・Ark Knight》、《CNo.101 S・H・Dark Knight》はもちろん《No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》や《No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ》、《ヴァリアント・シャーク・ランサー》とも使い分けができる非常に優秀な除去です。個人的には素材の《クリスタル・シャーク》を即墓地に送れるのも良いですね。

①の効果は自分の場に「No.」モンスターがいても適用されるので、《No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》や《No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ》と並べるのがとりあえず先攻時のひとつの目標になります。

 

《CX-N・As・Ch Knight》

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《N・As・H Knight》の上に重ねることができ、更に効果でオーバーハンドレッドナンバーズを上に重ねることができるカード。イラストや名前についてはこちらの記事でたくさん書いているので御覧ください。

hitotonoya.hatenablog.com

《CNo.101 S・H・Dark Knight》がパッケージを務めたパック「LEGACY OF THE VALIANT」のCMでのダークナイトのポーズを意識したイラストだと言われています。

効果はいろいろ言われていますし私も前の記事で言いましたが、実戦で使ってみると思ったより使う機会があって驚きました

マスターデュエルではURポイントをケチってタキオンセットを入れていないのですが(…)、ヘットナイトの上にダークナイトを重ねる2連続除去が巻き返しに強く、そもそもヘットナイトの上に重ねて打点を上げることだけもします。シャークデッキなら《CX-冀望皇バリアン》の採用の有無を問わず、《CNo.101 S・H・Dark Knight》と《N・As・H Knight》を採用しているなら1枚入れておくべきだと思います。


《バリアンズ・カオス・ドロー》

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七皇の剣に代わる新たな初手事故要因!(言い方)

アニメでナッシュをはじめとしたバリアン七皇が行っていたドローで、「バリアンズ・カオス・ドロー!」と叫びながらドローすることでデッキから任意のカード(主に七皇の剣)を引くことができます。

イラストはバリアンズ・カオス・ドローをしているときのナッシュで、ポーズもエフェクトもアニメ136話のナッシュのバリアンズ・カオス・ドローとほぼ一致ですね。

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効果は実質的な2枚目の七皇の剣になることを意識したものと、デッキからエクシーズ素材となるモンスターを直接特殊召喚してエクシーズ召喚まで行うという強烈なもの。後半の効果絶対強いんですが前述の通り発動条件のせいで事故要因なので、採用を見送る場合もあるのが残念…。

 

《七皇昇格》

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「セブンス」「バリアンズ」カードをサーチできる、初手七皇の剣事故解決札

イラストはアニメ125話で《No.101 S・H・Ark Knight》が《CNo.101 S・H・Dark Knight》にランクアップするシーンが元。アークナイトの中央の赤い部分にダークナイトが格納されていて、ランクアップするとそこから射出、展開して槍を構える…というシーンです。めっちゃかっこよくて好きな召喚シーン。

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ネーミングはアニメでナッシュが使用したRUMサーチ魔法カード「昇格の天地降札」を意識しています。また「アセンション」は漫画版遊戯王ZEXALのおまけページにおいて、原作者である高橋和希先生が発案したゼアルのテーマの概念であることが明らかにされています。

紙でのデュエルではもっぱら不朽の七皇をサーチしていたのですが、マスターデュエルだと結構七皇の剣サーチ→発動の場面があります。シャークデッキ的には「場に水属性モンスターが存在する」ことを要求されるカードが多いので、七皇昇格→七皇の剣サーチで無理矢理ダークナイトを出してアビスシャーク等に繋げてます。

 

《不朽の七皇》

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イラストはアニメZEXAL139話で《CNo.101 S・H・Dark Knight》のアニメ効果

このカードが「No.101 S・H・Ark Knight」をランクアップしてエクシーズ召喚に成功した場合、以下の効果を得る。●このカードのエクシーズ素材全てを取り除いて発動する事ができる。自分の墓地から「No.101 S・H・Ark Knight」1体を特殊召喚する

を発動したシーンが元になっています。

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《不朽の七皇》の選択効果のうちの1つはダークナイトのアニメ効果を再現できるようにしたものですね。

もうひとつの無効化効果はオーバーハンドレッドナンバーズや同時に登場した《N・As・H Knight》を対象として相手モンスター効果を無効化するものです。実際のデュエルでは、選択効果のうち1つ目の無効化効果をメインで発動することになります。

このカードも実際に使うと《No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》と異常に相性が良く、《No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》と《ステルス・クラーゲン・エフィラ》のエクシーズ素材補充効果でオーバーハンドレッドナンバーズを素材にすることで効果が適用できてしまうんですよね…。どうしてこんなにクラゲ先輩と相性がいいんだ。バリアンだからか。

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今後の強化の予想…?

ここまで書いて思ったんですが、ブラック・レイ・ランサーとエアロシャークとシャークドレイクとアビススプラッシュを救済しようとするカードはたくさん出ているんですね。

つまり残っているのは…シャークドレイクバイス!!

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OCG新弾で重ねてエクシーズのCNo.が何故か銀河眼のほうに出たし、先日もホープレイが超強化されていたし、リンクスでもドレイクバイスを出すヤケクソスキルが実装されたしで、OCGでのシャークドレイクバイスもいつか必ず…救われることを信じて…!!!!(本当に大丈夫か??)

 

好物キャンドル(スイカ)を買ってみた

もう九月も終わりですが、先月お盆用にちょっとめずらしい感じのロウソクを買ってみましたのでご報告します。

イカ

好物キャンドルといって、老舗のロウソク・線香メーカーのカメヤマが販売しているのでわりとどこの仏具やさんに行っても(種類を選ばなければ)購入できると思います。

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ちなみに私はリアルスイカは嫌いです(ええ…)。

イカの香りつきとありましたが、パッケージを開けると本当にスイカっぽい香りがする!!

串切りにしたスイカの真ん中に火をつけるといったビジュアルになるこのロウソク。下のロウの受け皿はガラスでできていて、スイカとくっついています。(ロウでくっついているので溶かしたり削ったりではがせます)

開封して点火!

 

火でロウがとけると、「一口かじりました」みたいな感じになるのも面白い。

…と思っていたんですが、何度使っても真ん中しか溶けていかず…

中盤

なんか食べ方がヘンな人みたいになり…

最後の輝き

…最終的にこの位置で火が消えて、二度とつかなくなりました…。

ロウを削って芯をなんとか発掘してもすぐ消える!! 周りに大量に残ったロウはどうするの!??!?

ツイッターでご意見募集してみたところ、「残りを溶かして別の型に入れて再度固めるしかないのでは…?」といただきましたが、そこまでする気はなかったので処分することになりました。

他にもいろいろな種類がありますが、このスイカのように横幅が広いやつは実際に火を着けて使うよりもパッケージに入れたまま飾っておいたほうがいいかもしれません。ワンカップ大関やビールみたいな飲み物系なら普通のロウソクみたいにロウがちゃんと溶けるのかな?

ロウが全部溶けなかったのは残念ですが、見た目もおもしろい商品で貴重な体験もできたので(笑)買って良かったと思います。

今度は好物線香にチャレンジしてみようかな。

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【遊戯王マスターデュエル】ファンデッキ仕様オルフェゴールについてストーリーと一緒に考える

フリーマッチが実装されて気軽に好きなデッキでデュエルできるようになったマスターデュエル。私はランク戦で使っていたものからパワーを落としたファンデッキ仕様の【星遺物オルフェゴール】で潜っています。

フリー用星遺物オルフェゴールデッキ

展開はほぼランク戦のものと同じなのですが、最終盤面に並ぶカードがオルフェゴールのテーマカード・星遺物ストーリー関連カードになるようにしました。

欠点は「パッと見の動きがファンデッキに見えない」というとこだと思うので、今回はこのデッキがどのようにファンデッキなのかを紹介したいと思います。

「オルフェゴール」はじめ「星遺物」関連のストーリーの詳細は、一部始終が「マスターガイド6」に、途中までですがマスターガイドにない情報も含めた内容のものがマスターデュエル内のソロモードに実装されていますので、詳しくはそちらを確認して頂ければと思います。

 

星遺物ストーリーの関連カード

ストーリーの時系列順にまずは紹介していきます。

《オルフェゴール・プライム》

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その名の通りオルフェゴールの始まりのシーンが描かれたカード。

妹を蘇らせる手段を求めて死体を抱えて各地を旅をしていたニンギルスが、ついに辿り着いた旧文明の施設でイヴの魂の器となる機械人形(ガラテア)の製作にとりかかっているシーンです。

不穏な謎の水槽ですが、浸けられたイヴの亡骸から彼女の生まれ持った巫女としての力=感応力(星遺物を起動する力・『鍵』の継承権)を抽出し、機械人形(ガラテア)に補充をしています。

効果面ではニンギルスが試行実験を重ねてガラテアに至るというイメージでしょうか。手札に来た失敗作を捨ててガラテアをリンク召喚できる環境を整えます。

ガチ構築だと抜けてしまうことも多いカードですが、今回はこのカードで2ドローして気持ちよくなりたいので素引きする用に3枚採用にしています。「星遺物」モンスターを多く採用するなら素引きしないとままならないですしね。

《オルフェゴール・カノーネ》《オルフェゴール・スケルツォン》《オルフェゴール・ディヴェル》

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ニンギルスがガラテア完成に至るまでの試行実験で生み出した機械兵器たち。ガラテア作ろうとしてこんな愉快な仲間たち作っちゃうのおかしいやろと散々言われているけど本当にそう思います。ソロモードでは個体名がシナリオ本文に出ないので、多分ニンギルスは名前つけたりしてないんでしょう。

各種墓地効果は破壊されても破壊されても後続がどんどん出てくる無数の軍隊…というストーリーでの設定を表現しています。

ファン構築でもディヴェル+プライムもしくはカノーネ+カノーネ以外のオルフェゴールモンスター(できればディヴェルかトロイメア)の2枚を引いていない限りは何もできないので採用枚数は絞ります。私はリソース管理が苦手なのでスケルツォンは2枚採用にしています。

ディヴェルが紙と同じように無制限になってくれればな~~~!

《オルフェゴール・オーケストリオン》

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ニンギルスがガラテア完成に至るまでの試行実験で生み出した中でも最大戦力の機械兵器。その大きさは《オルフェゴール・アインザッツ》のイラストで確認できますが、ガラテア作ろうとしてなんでこれができたんだよニーサン

マスターガイドによるとパラディオンはオーケストリオンに相当苦戦をさせられたそうですが、この設定は「リンク状態の相手を無力化する」という効果で表現されています。

テーマ内ランク4という圧倒的切り札感がある存在ながら汎用ランク4の強さに呑まれ採用されないことも多いオーケストリオンですが、今回ファンデッキなのでランク4枠はもちろんオーケストリオンです。コストが重いものの実際出せると活躍してくれます。まあだいたいディンギルスを出すので1枚ですが…。

《オルフェゴール・ガラテア》

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ずいぶんと長い時間迷走していたようですが上記の工程を経てついに完成したイヴの魂の器たる機械人形です。ソロモードでもマスターガイド6でも徹底して「機械人形」と記述されており、ニンギルスが名前をつけていないことが仄めかされています。

ガラテアの名は「機械人形」に宿った魂が自分でつけた、誰にも名乗ることのない名でイヴとは完全に別人です。

ソロモードで明かされましたが感応力を持ち『鍵』の機能を発現させることができるガラテアの完成が、ニンギルスの計画の大前提だったのですね。

そのストーリーを忠実に反映して、【オルフェゴール】でもまずガラテアをリンク召喚することが大前提になります。本当は2枚採用したいけど制限カードなので1枚だよ。

《オルフェゴール・バベル》

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ガラテアが完成したことでニンギルスの計画は第二段階である神の門「バベル」建造に移ります。

ソロモードの描写を見るとバベルは本当に機能としては「星杖を直下に落下させるための門」であり、内部は空洞っぽいですね。

実際の【オルフェゴール】の動きでもガラテアで真っ先に建てるのはこのバベルになります。ソロモードのチュートリアルはなんでアインザッツを置けとか言ってるんだ…??????

除外されない限りは墓地効果で破壊されても建造しなおせるので、最重要カードながら1枚採用になります。プライム3枚バベル1枚、何かがおかしい。

《星遺物-『星鎧』》《星遺物-『星盾』》《星遺物-『星槍』》

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星遺物ストーリーの前半で登場した3つの星遺物ですが、後半ストーリーではこれらの力はニンギルスが掌握しているようです。ガラテアの感応力でイヴやリースがしたように起動し、その力をニンギルスが得ているのでしょう。

マスターガイド6によると、バベルを通じて星杖を起動させ打ち下ろす仕組みにも、この3つの星遺物の力が使われているとのこと。

というわけで星鎧、星盾、星槍を1枚ずつ採用しました。こいつらを見せることができればきっと相手も「ファンデッキだ!!」と思ってくれると信じたい

役割は主にプライムのコスト、そして星杖の隠された効果で特殊召喚してのリンク素材もしくは打点。星鎧は特殊召喚に成功するだけで手札が1枚増えるので、《星遺物を継ぐもの》をサーチして展開を伸ばしたり、星槍をサーチして戦闘補助に使ったりもします。
星盾?飾りだよ…(ソロで敵が使ってくるのはあんなに強いのにな…)

《オルフェゴール・ロンギルス》

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というわけで【オルフェゴール】の主役、ロンギルスことニンギルスです。

プライムの時点では《星杯に誘われし者》の姿ですが、バベルが完成しパラディオンが進軍してくる頃には髪が腰に届くほど伸びており、月日の経過を感じさせます。逆にガラテア完成までそんなに時間かからなかったってコト…??

手にした槍は星槍、盾は星盾、身につける鎧は星鎧の力を得ているようで、それぞれの色の石がはめこまれています。

効果は完全に敵対する【パラディオン】をメタっています。リンク状態で戦うアウラム対リンク状態を断ち切るニンギルス

ガラテアのかわりにリンク召喚したり相手ターンにマスカレーナから出したりするので2枚。3枚はなかなか出せないと思う…。

《星遺物-『星杖』》

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バベルを使って宇宙にある星杖を落として地殻を破砕するとかいうあまりにも物理ニンギルスの真の目的なカード。

星遺物を特殊召喚する効果は「星杖が落ちたことで新たな星遺物(星櫃)が出現する」というストーリーの流れをイメージしているのでしょう。

名誉オルフェゴール且つ、今回は隠された効果で星遺物モンスターを特殊召喚しやすいように2枚採用にしています。

《オルフェゴール・アインザッツ》《オルフェゴール・アタック》《オルフェゴール・コア》《オルフェゴール・リリース》(不採用カード群)

時系列順に並べたら不採用カードまとまってて笑った。

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ソロモードのチュートリアルでセットさせられることでおなじみの《オルフェゴール・アインザッツ》はパラディオン対オルフェゴールの戦いの最中、ガラテアによってバベルの起動が開始されるシーン。

効果は倒しても倒しても湧いてくるオルフェゴールのイメージでしょう。永続的に墓地を肥やせるのはいいけどいかんせん遅いので、ソロモードやった誰もが「バベル建てさせてくれ…!」と思ったことでしょうニンギルスもきっとそう思ってる。

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抜群の絵アドを誇る《オルフェゴール・アタック》はバベルの起動を阻もうとするアウラムの前に立ち塞がるニンギルスのシーンです。お互いが一歩も譲らない戦いは決着がつかず…。

効果は次元幽閉のほぼ下位互換という脱力系ですが、不意打ちで打てればわりと効いたりします。1枚くらいなら入れてもいいんじゃないかな…と思いますがうまいタイミングで素引きしないと使えないんですよね…。

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ついにバベルはその役割を果たし、星杖が地上へと打ち下ろされんとするシーンが《オルフェゴール・コア》。よく見ると星杖の先端部分が上の方に見えますね。

ソロモードの追加分はこのシーンで終わっています。

効果は場の「オルフェゴール」カードへの耐性付与や破壊代行。バベルも守れます。除外するモンスターに地味に指定がないのもいいですね。逆に墓地にいっぱなしになりがちな《宵星の騎士ギルス》を除外して星杖で帰還させる、みたいな使い方も。盤面に直接干渉はしないので地味ではありますが弱くはないはず。

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星杖が落下し地殻に眠っていた星櫃が起動。星遺物の力が竜に形態変化します。(映っている3匹の竜は星鎧・星盾・星槍に対応していることが瞳と宝玉の色で分かります)

『鍵』の力で竜の力をコントロールし、イヴの魂を復活させるため亡骸を抱えガラテアの元へ向かったシーンが《オルフェゴール・リリース》です。

効果は…なんだこれ…死者蘇生効果なのでフレーバー的にはぴったりですが…カード3枚が1枚に…?!?!?

多分不採用カードの中でも一番優先度が低いカードだと思います。ま、まあ1枚くらい入れても…いや入れたくないな…。

《オルフェゴール・トロイメア》

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イヴの魂を蘇生するところまでは計画どおりに行っていたニンギルスですが、ここで想定外の出来事が発生。イヴの魂とリースの魂が同化していたままだったのです。ガラテアの体躯に入ったリースの魂が、体躯の主導権を奪取してしまったシーンがトロイメアです。

見た目の通り巨大化もしているようで、胸部の突起(なんか語弊がある)にはイヴの肉体が収納されています。仮面のように残ったガラテアの顔のヒビが涙を流しているようにも見えますね。

通常構築の【オルフェゴール】では3積みしてもいいのですが、今回は星遺物カードが増えているのでバランスをとって2枚に減らしています。

《オルフェゴール・クリマクス》

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巨大化して星遺物パワーを取り込んだもののガラテアの献身のお陰で無事だったイヴに『鍵』の力を奪い取られたリース改めイドリース。なおも暴れる彼女に対抗するため、『鍵』の継承の儀式をアウラムたちは決行。儀式を妨害するために攻撃をしかけてくるリースを阻んだのはニンギルスだった!というストーリー的にもアツいシーンがこちら。

地面から突然槍を生やして攻撃するニンギルスというインパクトしかない絵面が最高に気持ちいいですね。

今までのオルフェゴール罠カードはなんだったんだよというレベルの万能カウンター罠です。バベルの次にセットしたいカード。素引きで強い上ブレになるので2枚採用にしています。

墓地効果でサーチができるのが手札事故の多いファン構築には重要で、コストとしてわざと墓地に送ってサーチする、という使い方も頻繁にします。

《宵星の機神ディンギルス》

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クリマクスの槍の正体はこの巨大ロボの武装だったわけですね。ニンギルスは槍を生やしたわけではなく、バベルと機械兵器の残骸からディンギルスを錬成し、巨大なイドリースを討ち滅したのです。いや本当に錬成って何??

ちなみに錬成という言葉はマスターガイドだけでなく、マスターデュエルのディンギルス壁紙の説明文にも使われているので重要ワードです。

ディンギルスは「ロンギルスが」「ガラテアの遺志に応え」「機械兵器の残骸から錬成した」という設定なので、オルフェゴールリンクモンスターのどれに重ねても違和感がないようになっています。わざわざオーケストリオン出してから重ねはしないでしょうが…。

攻守に優れリソース回復もでき召喚条件も非常に緩いオルフェゴールのエース。3枚はよほど長期戦にならない限りは必要ないですが2枚はあったほうが絶対にいいカードです。

《双穹の騎士アストラム》

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ニンギルスディンギルスを錬成し守ったアウラムたちは無事《テスタメント・パラディオン》の儀式を完遂。アウラムは星の勇者として覚醒しました。

オルフェゴールテーマ外だし、出すには手間のかかるモンスターですが、出せなくはないので出したいカード。ファン構築のリンク4枠としての採用なので1枚です。

マスカレ+適当なリンク2で出します。+リイヴで出せればなお強いのですが、召喚条件的に「相手にターンを渡した後、盤面が整ったままターンが帰ってくる」が必要になるのでロマンですね!

《星鍵士リイヴ》

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アストラム覚醒からまたいろいろあった後、星遺物を巡る戦いが終結し、再誕した星で新たな旅に出る、少し成長したイヴの姿。

ところでよく「アストラムのリンク先にロンギルスとガラテアを出してエモ!」って言われてますが、真のエモ盤面はこうだと思うんですよね。

ぼくの考えた最強のエモ盤面

ガラテアじゃなくて星遺物トークンのほうがいいしアストラムじゃなくてa-vidaもしくは星鍵のほうがいいとかいう話はそれはそうだしなんならアルマドゥークも混ぜてあげろ。

通常の【純オルフェゴール】では採用されないカードですが(【スクラップオルフェゴール】では採用される)、「星遺物」カードを複数採用しているためいつもより出しやすい&マスカレリイヴアストラムを狙いたいので採用。2枚入れていますがそんなに出ないので1枚にしてもいいかも。

《宵星の騎士ギルス》

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そして蘇ったイヴを影から見守っているのが、星を守る騎士(ジャックナイツ)となったニンギルス。寄り添っている星遺物トークンは本物の妖精になったガラテア、というわけです。

貴重なテーマ内1枚初動なので3枚入れて汎用を抜きたいんですが制限カードなので仕方ないね…。主にガラテアのリンク召喚を狙いますが、今回はリイヴも採用しているので場合によってはリイヴのリンク召喚も狙えます。

 

《宵星の騎士ギルス》が現状最後に出たオルフェゴールストーリーの関連カードになります。ここから先はストーリー時系列が前半(イヴ死亡まで)に遡りますが、採用している星遺物ストーリーの関連カードです。

 

《星杯戦士ニンギルス

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本家本元のニンギルスです!召喚演出が見れるのもいいぞ!

エクストラもできるだけ関連カードを入れようとした結果リンク3枠として入れました。実際アストラムよりは出しやすいしニンギルス共通効果の対象をとらない墓地送りはロンギルスでは触れられないバックにも触れて便利です。

ここまでやるならメインに1枚こっそりバニラのニーサン入れてもいいような気がしますけどね…。

《トロイメア・ユニコーン

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汎用リンク3のイメージが強いカードですがれっきとした星遺物ストーリーの関連カード。リースが機界騎士のコアから生み出した魔獣の1体です。設定的にはニンギルス蒼穹以外の全ての機界騎士のコアを所有しているので、「トロイメア」リンクモンスターはデッキに入っていても違和感がないと思います。

リンク2枠として《トロイメア・フェニックス》や《トロイメア・ケルベロス》を採用してもいいと思いますが、効果の汎用性や属性の相性も考えるとやはり一番優先すべきはこのユニコーンでしょう。

《星遺物を継ぐもの》

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上記の際にトロイメア化を免れた《蒼穹の機界騎士》がアウラムくんに『鍵』を継承するシーンです。ここから《蒼穹の機界騎士》の持っていた双剣アウラムくんに継承され、その後ニンギルスが一振りを回収し、ガラテアの鎌になりました。

リイヴと星鎧でサーチでき、気軽にリンク数を増やせます。《スクラップ・リサイクラー》は同名ターン1がないので1ターンに複数回墓地肥やしが狙えます。オルフェゴールのリンクマーカーは独特なのでちょっと使いづらいのはご愛嬌。

ターン1制限がついているので1枚採用です。他に採用するなら《星遺物に眠る深層》かな…ところでなんでオルフェゴールサポートの「星遺物」魔法罠ないんですか??

 

ストーリー外カード

《スクラップ・リサイクラー》《終末の騎士》《ダーク・グレファー》《増援》《おろかな埋葬

初動くらい許して下さい!!!!ギルスが制限なんです!!!!

実際《スクラップ・リサイクラー》はスクラップの機械ということでオルフェゴール製造過程を思うとイメージはそれほど崩れないし、終末ダグレも闇戦士でニンギルスのイメージとそれほど遠くないと思うんですがどうでしょうか…。

今回のデッキは「レベル5以上・闇属性」のモンスターが非常に多いので、ダグレの枚数を増やすのもアリだと思います。とはいえ手札消費が多いので採用枚数は1枚にしました。

《I:Pマスカレーナ》

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相手ターンにリンクする用です。紫髪のリンク2だしほぼイヴ。(ええ…)

せっかくアストラム入れてるし、相手ターンにオルフェゴールリンクしてバベルで妨害する動きはカッコいいのでしたいじゃないですか!

というわけで汎用ですが入れました。やりたいことをやるのがファンデッキ

警衛バリケイドベルグ

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召喚条件の緩い闇機械でバベルを守れるし手札を捨てられるのでオルフェゴールとかなり相性がいいカードです。相手ターンに羽箒等されたときにマスカレーナからリンク召喚するとカッコいい!

《リンクリボー

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ソロモードのレンタルデッキでカノーネを通常召喚したあとリンクリボーが入っていないことに絶望したプレイヤーは200万人くらいいるでしょう。

ギルスの星遺物トークンにも対応しているので必須だと思います。

《リンクスパイダー》

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フリーだとニビルが落ちてくることもあるのでトークン変換用に。《転生炎獣アルミラージ》でもいいと思います。自由枠。

《禁じられた一滴》

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汎用捲り札ですが【オルフェゴール】と非常に相性がいいため3積みです。他の汎用誘発を全部抜いても一滴だけは許して欲しい。

相手モンスターの効果を無効化しながら手札・場のカードを墓地に送れるのが非常に強く、先攻で動けなくても一滴でクリマクスを墓地に送ってサーチ発動なんてのもできます。何度もやったことあります。

《灰流うらら》《増殖するG》《墓穴の指名者》《抹殺の指名者》《無限泡影》

汎用誘発。わりとガン積みなので、枚数調整するならここから何枚か抜いてもっとファン寄りにするといいと思います。

ちなみにフリーマッチ、見た感じファンデッキでも皆結構な確率で誘発は入っていますね。誘発全くなしのデッキのほうが珍しい気がします。

 

ファンデッキだということを盤外でも全力でアピール

ロンギルススリーブ、星遺物フィールド、オーケストリオンアイコンを設定してオルフェゴールしてれば確実にこれはもう相手にも伝わるでしょ!!伝わると信じたい。

出せるヘンなカードも出して全力アッピール

おわりに

フリーマッチをやっていて思ったのですが、冒頭で話した通り私は「最終盤面に並ぶカードがテーマカードになるようにする」ようにしましたが、わりと「展開はテーマカードを使うが、最終盤面は強力な汎用モンスター」というタイプのデッキに当たる確率のほうが高いです。

フリー用デッキ、ファンデッキの構築にも様々な考え方があるのだと実感すると同時に、「本当にいろいろなデッキに当たる」ことを受け入れてフリーマッチを楽しみたいです。

このデッキだと当たって一番燃えたのは当然【パラディオン】だし、星遺物フィールドと天穹のパラディオンスリーブの【機界騎士オルフェゴール】の人と白熱した試合ができたのも嬉しかったです。(サレンダーせずに最後まで殴らせてもらえたのも、やりたいことがわかってもらえたような気がして嬉しかったです)

試行回数は必要かもしれませんが、ランクでは味わえない戦いの楽しさがフリーマッチにはあります。

 

…こんな感じのカードのストーリー解説、本当はシャークデッキでやろうとしててデスクトップに下書きが長い間眠っているんですが、何故かオルフェゴールが先に完成してしまった…。

マスターデュエルで深淵の決闘者編新規が追加されたらシャークデッキでもやりたいと思います。

 

【遊戯王マスターデュエル】星遺物ソロの続きが追加!

マスターデュエルに先日ついに「星遺物」ストーリーの続きが追加されました!

(前回までのあらすじ↓)

hitotonoya.hatenablog.com

全体のストーリーは既にマスターガイド6で語られており、購入して熟読しているので知っています。

 

しかしマスターデュエルには特有の追加情報やイラスト・演出等がある!!ワクワクしながらプレイを開始!

ほぼシナリオしか1画面に収まってねーぞ

…なんだこのシナリオしか読ませる気がない画面は(困惑)。

ロックを解除しないとチュートリアルすらできないのおかしいやろ…と思いロック解除条件を見てみると…

ゲートの守護者

今まで実装されているソロモードのゲートのロック解除に必要なアイテムは全て画面右上にも表示されている各属性のオーブだったのですが、まさかこんなおかしな条件を設定してくるとはね…。

そのうえ「読まなければ先に進めない」分岐のシナリオタイトルが「悲愴のニンギルス」。

タイトル画面

タイトルだけで面白い。

ニーサン、あまりにもコンマイに愛されている。

ネタにしてるけど「悲愴のニンギルス」は文字通りニンギルスの悲しみと、オルフェゴールのテーマモチーフである音楽要素(ベートーヴェンの『悲愴』という有名な曲がある)(私も第1楽章が好きだけど多分イメージは第2楽章な気がする)、ニンギルスの使う「槍」をかけていると思われる非常にうまいタイトルだと思います。

 

さて肝心のシナリオ内容ですが、衝撃の新情報がもりだくさんでビックリしましたよ!!!

 

ニンギルスVSトロイメア6頭の詳細が明らかに

なんか巷では6体倒してないと思われがちだったニンギルスですが、マスターガイドにも「屠った」と書いてあったとおりマスターデュエルのほうでも「6体打ち破った」と明言されましたね。

 

打ち破ってる

しかもなんか「わずかな間」とか書いてある…

いやアウラムとイヴの元に追いついてきてる時点で長時間戦ってなかったことはもとから察せたんですが本当にわずかな間で6体始末してコア回収までしてきたんですね…強すぎでしょ…(知ってた)。

 

妹の死体を抱えて世界を巡る旅をしていた

アウラムがパラディオンを結成するために、生き残っている人類を探す旅に出ていたことはマスターガイドにも記述がありましたが、ニンギルスも同じように世界を巡る旅をしていたという新情報が出ました。妹の死体を抱えて。

妹の死体を…??

その死体…大丈夫か…??(不安)

棺桶でも引きずっていたのか、それともひたすら抱きかかえて運んでいたのか。相当過酷な旅だったみたいですが、人類が少ない世界なのででその光景を目にした人が誰一人としていなさそうなのが幸いかもしれませんね。(そうかな…)

《オルフェゴール・プライム》でガラテアを製造している場所、てっきり星盾のところの機界騎士のアジトだと思っていたのですが、別の遺跡だということが判明しました。実際バベルが建っている場所は《崩界の守護竜》のイラストを見る限り星盾のある場所とは距離があるので納得なんですけどね。

 

アウラムとニンギルス

マスターガイドでは「ニンギルスの動向に危険を察知し、凶行を阻止するために」パラディオンを結成するに至ったと書かれていたのでアウラムは星を守るために旅を再開したのだと思っていたのですが、マスターデュエルではニンギルスが心配だったのでニンギルスを探すため、生き残っている人類を探してニンギルスの手がかりを知りたかった」というふうになっていてビックリしました。アウラムくん、そんなにニンギルスへの感情あったんだ…?!?!

コンマイ、絶対このニーサンの表情好きでしょ…ってくらい何度も見せてくる

マスターガイドの記述はおそらく「ニンギルス(が自暴自棄になって)の動向に(ニンギルスの生命の)危険を察知し、(自害等の)凶行を阻止するため」ということだったのでしょう…。
パラディオンの他メンバーにもどうやら脅威の元凶がニンギルスかもしれないということを伏せていたみたいですね。

ニンギルスの気配を遠隔で感じるアウラムくん

ニンギルスではないと信じたかったんだな…

アウラムがパラディオン結成前から探していたニンギルス本人が星の脅威だと知ったときのパラディオンのメンバーどういう気持ちなんだ…。

またニンギルスも、バベル前で対峙した際に、マスターガイドで書かれていたオルフェゴール製造・バベル建造の「真の目的」をアウラムとちゃんと会話して説明していたようです。アウラムくんは何も知らんまま星杖落とされたんだと思ってました。しっかり対話してなお道が交わらなかった二人は剣と槍を交えたと…本当に絵がめちゃくちゃいいんだよなあ、《オルフェゴール・アタック》…(効果から目をそらす)

顔の良い男と男のぶつかりあい

リースもスペックがすっごい

マスターガイド6では「情報工学の権威」としか書かれてなかった生前のリースですが、マスターデュエルのほうでは「医学・天文学・考古学など」も修め才能を発揮したとそのスペックの高さが改めて明らかになりました。
一番有能なやつの思想が酷いの、おつらい…。

ところで文明が衰退した隠れ里出身の一般村人がなんか世界に名を轟かせる権威と同じような発想に至って実行してるのは何故なんですかね…。

 

マスターデュエルもリリースから約半年というところで続きが公開された星遺物ストーリー、今回の実装分でもまだ全然完結していないので更に続きが楽しみで仕方ありませんね!!はやく実装してくれ~~~!!

ちなみに今月もダイヤ3まではオルフェゴール使って登りました!(それ以降はふわんだりぃず実装されて組んで回してたらなんかダイヤ1になってしまった…)